節足動物の進化系統を解明=クモ類が最初に分岐−過去最大の遺伝子解析・米チーム(時事通信)
昆虫やクモ、エビ・カニが属する節足動物について、米メリーランド大などの研究チームが過去最大規模の遺伝子解析を行い、進化系統を明らかにした。英科学誌ネイチャー電子版に13日までに発表した。従来は、クモやサソリの鋏角(きょうかく)類が、ムカデやヤスデの多足類に近いとする見方があった。しかし、節足動物の進化過程では、鋏角類が最初に分かれた可能性が高く、遠いことが明らかになった。
節足動物は陸上や海中に生息するほか、昆虫の仲間が空を飛ぶなど、形や生態が幅広い。昔は形や生息場所によって分類していたが、約20年前から遺伝子解析が行われるようになり、昆虫が陸上の多足類より、海や河川に生息するエビ・カニなどの甲殻類に近いことが分かってきた。
研究チームは今回、主要な系統から代表的な75種を選び、62種類の遺伝子を比較した。その結果、最初にウミグモやカブトガニ、クモ、サソリが属する鋏角類、次に多足類が分岐。その後はウミホタルなどの「オリゴストラカ」類、ミジンコやエビ・カニなどの真甲殻類、ムカデエビなどの「ゼノカリダ」類の順番に分かれ、最後に昆虫などの六脚類が進化したとみられるという。
【関連ニュース】
・ 〔写真特集〕ミクロの世界
・ 〔写真特集〕動物の赤ちゃん
・ 上野動物園のパンダ復活=11年に中国から2頭
・ 「厚生官僚の大罪許さない」=小泉被告が最終陳述
・ ガーゼへの助成求め署名提出=皮膚の難病患者ら、厚労省に
・ <自民党>舛添、菅、塩崎氏ら勉強会発足 政界再編含み?(毎日新聞)
・ 請負業者3社に行政指導=鉄砲水死亡事故−那覇労基署(時事通信)
・ 実母資金提供「邦夫氏は質問評価」と与謝野氏(読売新聞)
・ 皇后さまがラン展を視察(時事通信)
・ 電源コード断線で火災多発=こたつや電気あんか、突然発火−製品評価機構(時事通信)
節足動物は陸上や海中に生息するほか、昆虫の仲間が空を飛ぶなど、形や生態が幅広い。昔は形や生息場所によって分類していたが、約20年前から遺伝子解析が行われるようになり、昆虫が陸上の多足類より、海や河川に生息するエビ・カニなどの甲殻類に近いことが分かってきた。
研究チームは今回、主要な系統から代表的な75種を選び、62種類の遺伝子を比較した。その結果、最初にウミグモやカブトガニ、クモ、サソリが属する鋏角類、次に多足類が分岐。その後はウミホタルなどの「オリゴストラカ」類、ミジンコやエビ・カニなどの真甲殻類、ムカデエビなどの「ゼノカリダ」類の順番に分かれ、最後に昆虫などの六脚類が進化したとみられるという。
【関連ニュース】
・ 〔写真特集〕ミクロの世界
・ 〔写真特集〕動物の赤ちゃん
・ 上野動物園のパンダ復活=11年に中国から2頭
・ 「厚生官僚の大罪許さない」=小泉被告が最終陳述
・ ガーゼへの助成求め署名提出=皮膚の難病患者ら、厚労省に
・ <自民党>舛添、菅、塩崎氏ら勉強会発足 政界再編含み?(毎日新聞)
・ 請負業者3社に行政指導=鉄砲水死亡事故−那覇労基署(時事通信)
・ 実母資金提供「邦夫氏は質問評価」と与謝野氏(読売新聞)
・ 皇后さまがラン展を視察(時事通信)
・ 電源コード断線で火災多発=こたつや電気あんか、突然発火−製品評価機構(時事通信)
2010-02-19 20:50
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0